STORYつじうちまりこ独立ストーリー
はじめまして、えんぴつ代表のつじうちまりこです。
2018年5月からフリーランスとして活動を始めて数年。たくさんのご縁をいただきながら、大好きな仕事ができる喜びをかみしめる日々です。コピーライターという肩書きでやってはおりますが、コピーライティング以外にブランディング・ネーミング・構成・ディレクション…と仕事の幅は割と広く、「どんな仕事してるの?」と聞かれた際は「ことばの整理屋さん」と答えるようにしています。
私にはやんちゃ盛りの子どもたちがいるので、“子育ても仕事も全力!”を心がけてはいますが、フリーランスなので仕事量が読めないし、時間配分も難しいし、断りたくはないし…要はバランスですわ。ということで、このページでは私のこれまでの人生を振り返りつつ「つじうちまりこってこんな人」をさらけ出したいと思います。よかったらお読みください。
「牛のおしっこ」でプチ成功体験?
小学校低学年の時に書いた詩が、『はとぶえ』という市の児童誌に掲載されたことがありました。
テーマは「牛」。小学校近くの牛舎で牛のスケッチをするという校外学習があって、牛のお尻側から見た光景が強烈に印象に残っていました。『とつぜん、シャーッとバケツをひっくりかえしたようなおしっこが…』みたいな感じだったかな。「ストレートな表現が実に子どもらしい」といった理由で選ばれたのでしょう。それでも当時の私はめちゃくちゃ嬉しかった。今でも当時を思い出して、誇らしくなるような出来事ですから。
妄想だけで「恋の詩」を書く女子
そんな小さな成功体験をひっさげて中学校に上がった私は、急に色気づいて“恋の詩”を書き始めます。自分のことではなく、幼なじみの初恋を題材にして。恋に恋していた女子中学生から紡ぎ出された言葉たちはどれも、歯の浮くようなゾワッとするものばかり。
そういえば対象の男の子は、サッカー部だったかな。『校舎の影から見ていた、あなたの悔し涙が眩しくて…』『あなたを想う時間が、何よりも愛しいの…』なんじゃそら(笑)。よく恥ずかしげもなく友人たちに見せびらかしていたもんだと、当時の自分のメンタルに拍手したい。まあ、それだけ表現したい気持ちが人一倍強かったんだと思います。銀色夏生さんの詩集とか、好きだったなぁ。